公演内容
挨拶:石川九楊「書は音楽である」
解説:スコット・アレン
書譜楽「歎異抄 No. 18 いはんや悪人をや」
Ver.1 電子音楽奏 byスコット・アレン
Ver.2 弦楽四重奏 byカルテット・オリーブ
公演ホームページ
https://ishikawakyuyoh-taizen.com/tannisho-no18/
出演
石川九楊(書家)
カルテット・オリーブ(弦楽四重奏)
スコット・アレン(電子音楽奏)
スタッフ
主催:「石川九楊大全」実行委員会
プロジェクトスタッフ(計測・解析・数値化): スコット・アレン、京都精華大学メディア表現学部メディア表現学科イメージ表現専攻 Latent Media Lab.
(足立葵唯、岩前皓太、濱口竜馬、馬場一綺、廣瀬茅香里、藤田麟太郎、宮本萌希、與那嶺若奈)、堤本禮太
アドバイザー:小松淳史
監修:塚田哲也
制作協力:東京コンサーツ
チケット (全席自由・税込) ※チケット完売いたしました。当日券の販売はございません。(6月12日)
一般3,000円 学生2,500円
2024年3月14日(木)発売開始
★WEB予約・お電話予約 どちらでも受付可★
https://www.confetti-web.com/detail.php?tid=76990&
お電話予約: 0120-240-540*通話料無料
(受付時間 平日10:00~18:00※オペレーター対応)
プロフィール
■石川九楊(いしかわ・きゅうよう)
書家。京都大学法学部卒。京都精華大学教授、文字文明研究所所長をへて、現在、同大名誉教授。批評家としても活躍し「書は筆蝕の芸術」であることを解明、書の構造と歴史を読み解くとともに、〈筆蝕論〉〈二重言語国家・日本〉〈肉文字論〉などに代表される論考は、日本語論、日本文化論など各界に大きな影響を与えている。
作品「歎異抄(たんにしょう)No.18」
親鸞の言葉をまとめたものとされる「歎異抄」を文庫本一冊まるごと書作品として書きあげ、その思想に触れた石川九楊の代表作の一つ(1988 年作)。この作品を書きあげた時から「いつかこの作品を音楽としてオーケストラで奏でてみたい」との思いを強く持っていた。今回のプロジェクトで、その実現化の第一歩を踏み出すこととなる。
■スコット・アレン(Scott Allen)
像楽家、生像作家。京都精華大学メディア表現学部講師。2016 年情報科学芸術大学院大学(IAMAS)修了。人の想像力と視覚装置やテクノロジーの関係に着目し、投影装置の仕組みに物理的に介入し変調したり、日用品に手を加えることで像を作るスタイルでインスタレーション制作・パフォーマンス活動を行なう。また、深層学習を用いた作品制作やAIと協奏するライブコーディングユニットAi.stepとしてもライブ活動を行なう。
■カルテット・オリーブ(STRING QUARTET OLIVE)
藝大フィルハーモニア管弦楽団奏者である4 名により、ベートーヴェン生誕250 年にあたる
2020 年に結成。3 年をかけて、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲全曲演奏に取り組んでいる。22 年には「松下 功メモリアルコンサート」にて氏の弦楽四重奏曲を演奏、その模様はNHK FMで放送され、ライブCD にも収録されている。
ヴァイオリン:澤 亜樹・福崎雅也、ヴィオラ:阿部 哲、チェロ:山澤 慧