「池辺晋一郎大全集プロジェクト」は、これまで半世紀にも及ぶ創作活動を続けてきた作曲家、池辺晋一郎の作品をテーマ毎に取り上げ、一流の演奏家による実演を記録することで、次世代へ作品を継承し、将来の音楽界に貢献する事を目的としています。
今年9月15日に80歳をむかえた作曲家の池辺晋一郎。
今回は、これまでに17作を作曲してきた、同楽器のデュオ作品シリーズ「Bivalence」 を特集します。お楽しみに。
PROGRAM/PERFORMERS
Bivalence Ⅰ 2つのチェロのために(1997)
苅田雅治×苅田鉄平
Bivalence Ⅳ 2本のクラリネットのために(2002)
東紗衣×井上朋実
Bivalence Ⅵ 2台のコントラバスのために(2008)
佐藤洋嗣×山本昌史
Bivalence Ⅷ 2人のサクソフォニストのために(2011)
大石将紀×江川良子
Bivalence ⅩⅡ 2台のハープのために(2017)
木村茉莉×高野麗音
Bivalence ⅩⅥ 2本のファゴットのために(2021)
長哲也×福士マリ子
解説・池辺晋一郎
チケット料金
一般自由席:4,000円
当日券有り 16:30から販売
チケットご予約
https://ikebe20231228.peatix.com
池辺晋一郎(作曲家) IKEBE Shin-ichiro: composer
作曲家。日本音楽コンクール、尾高賞などの受賞の他、映画、テレビ等の附帯音楽分野での受賞も多数。
2004年紫綬褒章受章。2018年文化功労者。
主要作品は交響曲No.1~11、オペラ《死神》《高野聖》他。演劇音楽は約500本を担当した。
現在、東京音楽大学名誉教授、東京オペラシティ・ミュージックディレクター等を務める。
96年より13年間、NHK教育テレビ「N響アワー」の司会を担当した。