東京藝術大学を経て、パリ国立高等音楽院に留学。1965年、同音楽院を首席で卒業。1967年、第1回メシアン現代音楽国際コンクールで第2位に入賞。その後、メシアンならびにイヴォンヌ・ロリオ女史に師事。1976年ACCディスク大賞、第8回(1989年度)中島健蔵音楽賞、1993年第8回京都音楽賞を受賞。これまでに、インバル/フランクフルト放送響、岩城宏之/NHK交響楽団、小澤征爾/新日本フィル、ガンサー・シュラー/アメリカ交響楽団他、数多くの演奏家と共演。現代音楽の初演に大きく活躍の場を持ち、その精緻な音楽性が高く評価されており、初演作品の多くが賞を受賞している。第50回(1999年度)藝術選奨文部大臣賞、及び第9回朝日現代音楽賞を受賞。2002年、メシアンの作品を中心に3回のリサイタルを開催、その成果により第34回サントリー音楽賞を受賞。ロン・ティボー国際コンクール等の審査員も務める。2002年紫綬褒章、2012年旭日小綬章を授与される。「アンサンブル・タケミツ」メンバー。