訃報 湯浅譲二氏が逝去されました

2024年8月4日(日)

作曲家、湯浅譲二氏が去る 7月21日(日)8 時 43 分肺炎のためご自宅で逝去されました。
享年94。
葬儀は近親者のみで既に執り行われ、後日お別れの会を予定しています。
喪主 湯浅龍平(長男)
生前のご厚誼に感謝申しあげ、ここに謹んでお知らせいたします。
尚 ご遺族の意向により供物・供花の儀は固くご辞退申し上げます。

2024 年 8 月 4日

株式会社 東京コンサーツ
〒169-0051
東京都新宿区西早稲田 2-3-18
電話 03-3200-9755/Fax 03-3200-9882

お別れの会の日時、会場は決まり次第、弊社のホームページ上でご案内いたします。


湯浅譲二(1929-2024)
福島県郡山市生まれ。少年期より音楽に興味をおぼえ独学で作曲を始める。慶応大学教養学部医学部進学コースに入学するが、在学中より秋山邦晴、武満徹らと親交を結び、51 年「実験工房」に参加、作曲に専念する。以来、オーケストラ、室内楽、合唱、劇場用音楽、インターメディア、電子音楽、コンピュータ音楽など、幅広い作曲活動を行っており、国内はもとより、世界の主要オーケストラ、フェスティバルなどから多数の委嘱を受けている。81 年からカリフォルニア大学サン・ディエゴ校教授(現在名誉教授)を務め、日本大学芸術学部、東京音楽大学、桐朋学園大学等でも後進の指導にあたる。1999~2011年の「サントリーホール国際作曲委嘱シリーズ」の監修を行う。これまでに尾高賞 5 回、飛騨古川音楽大賞、京都音楽大賞、サントリー音楽賞、芸術選奨文部大臣賞、紫綬褒章、旭日小綬章、日本芸術院賞・恩賜賞などを受賞している。
2010 年国際現代音楽協会(ISCM)名誉会員、2014 年文化功労者に選ばれた。
2024 年5月<打楽器、ピアノ、弦楽オーケストラのための「哀歌(エレジィ)」>で 5 回目となる第 71 回尾高賞を受賞。

https://www.tokyo-concerts.co.jp/artists/joji-yuasa/

© Jun’ichi Ishizuka