ニューアーツ弦楽四重奏団(にゅーあーつげんがくしじゅうそうだん)

(室内楽)

*ヴィオラの江戸純子さんは2015年4月25日ご逝去されました。謹んでご冥福をお祈りいたします。

ニューアーツ弦楽四重奏団は、14世紀ころの音楽運動“アルス・ノヴァ”にならい、楽界に新風を吹き込みたいとの意欲に満ち、1974年10月結成された。

レパートリーは、古典派から現代作曲家の作品まで広範囲にわたる。特に、現代音楽の分野では、外国作品の日本初演を数多く手掛け、また、日本人作曲家の作品を国内外においていち早く演奏してきた。
武満徹監修の「MUSIC TODAY」、サントリー音楽財団主催サマー・フェスティバルをはじめとし、国内における主要現代音楽祭には常時出演している。
94年、今世紀の弦楽四重奏曲の名作を2夜に渡って演奏した20周年記念演奏会や、96年の全委嘱作品(一柳 慧、湯浅譲二、猿谷紀郎、田中カレン)による演奏会などは特に高く評価されている。
また、99年には委嘱作品と武満徹作品を収録したCD「DIRECTION」をリリースした(カメラータ・トウキョウ)。
1988年オーストラリア、89年ベルギー、フランス(ベルギー政府主催ユーロパリア・ジャパン招聘)、92年韓国ソウル20th PAN MUSIC FESTIVAL、96年ウィーン (ウィーン音楽大学招聘) など海外における演奏会も好評を博した。
91年サントリー音楽財団サマーフェスティヴァルにおけるツェムリンスキー他の白熱した演奏により92年第4回飛騨古川音楽大賞奨励賞を、94年秋の20周年記念演奏会の成果で、94年度文化庁芸術祭賞を、95年には20年にわたる演奏活動が評価され、第12回中島健蔵音楽賞を受賞。


小林健次(第1ヴァイオリン)
鈴木鎮一、イヴァン・ガラミヤンの各氏に師事。ニューヨークのジュリアード音楽院に留学。1961年ニューヨークでデビューリサイタルを行う。同年シモン・ゴルトベルク氏の招きにより渡欧。アムステルダム・コンセルトヘボウでリサイタルを行う他、ダルムシュタット現代音楽祭、ケルン西ドイツ放送他、ヨーロッパ各地で演奏。67~72年米国・オクラホマシティ交響楽団コンサートマスター。72~90年東京都交響楽団ソロ・コンサートマスター。82年一柳 慧とのデュオ・リサイタルの成果に対して文化庁芸術祭優秀賞、個人として、90年第9回中島健蔵音楽賞、95年第4回朝日現代音楽賞を受賞。現在、桐朋学園大学教授、東京芸術大学講師。
平尾真伸(第2ヴァイオリン)
香西理子、兎束龍夫の各氏に師事。東京芸術大学卒業。読売日本交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団コンサート・マスターを経て、1975年東京都交響楽団に入団。現在、首席奏者を務める。ソロ、デュオをはじめ室内オーケストラまで、室内楽の分野で幅広く活動している。
江戸純子(ヴォオラ)
鷲見三郎、斎藤秀雄、ブローダス・アールの各氏に師事。桐朋学園在学中よりプロムジカ弦楽四重奏団のヴィオラ奏者として活躍しており、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲全曲演奏で、1962年度毎日芸術賞及び芸術選奨受賞。その後ニューディレクション弦楽四重奏団に参加。室内楽の分野で幅広く活躍している。桐朋学園大学教授。
苅田雅治(チェロ)
伊達三郎、井上頼豊、斎藤秀雄の各氏に師事。桐朋学園大学卒業。1973第42回日本音楽コンクール・チェロ部門第1位。82~90年東京都交響楽団首席チェロ奏者をつとめる。82年よりニューアーツ弦楽四重奏団に参加。国内の主要現代音楽祭に常時出演しており、独奏者としての評価も高い。個人として92年第11回中島健蔵音楽賞受賞。現在、東京音楽大学助教授、桐朋学園大学講師、東京芸術大学講師。


主な受賞歴



  • 92年第4回飛騨古川音楽大賞奨励賞
  • 94年度文化庁芸術祭賞
  • 95年第13回中島健蔵音楽賞


スケジュール

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